第二回、日本酒談義あれこれ。
先日に続き、第二回、日本酒談義を開催しました!
今回のラインナップは、、、
左から、
羽根屋、鼎、酒与右衛門、西條鶴、
金澤屋、豊香、隆、丹澤山、十旭日、神亀、酒屋八兵衛
の11種類。タイプの違う様々な日本酒で日本酒談義です。
この酒は吟醸香がありフルーティーな味でこれは女性が好きそうだとか、
この酒は米の丸みのある味で、ホッコリするだの、
この酒は開封し空気に触れる事で変化したね〜とか、
この酒はスッキリしていて食中酒には良いが面白みにちょっと掛けるとか、
この酒はスイスイ飲めるので家で飲んでいたら気づいたらすぐなくなりそうだとか、
そんな話が飛び交いました。
さて、ここで私の埼玉県は「神亀」のエピソードをひとつ。
私がまだ日本酒を呑み始めた20代も前半のころ、当時ビギナーだった私は、
割とフルーティーなお酒を好み呑んでいた頃に、
何もわからず「神亀」を購入したことがありました。
フルーティーにはほど遠い「神亀」です。
その時の感想は正直「うわああ!これはちょっと飲めないぞ。うう...」でした。
完全にもっと年を重ねてから飲む。そんなお味だったのを覚えています。
今、三十路も半ばとなり、それなりに様々な日本酒を頂いてきた今日この頃、
最近では旨口で芳醇なお酒が好きな自分です。
ふと、「神亀」をしっかり飲めるのではないか?そんな思いにかられ、
アレから約10年。再トライを果たすべく今回「神亀」を「土と青」へ仕入れてみたのです。
飲んでみると...ん?!お米の味がしっかり残りつつのどごしはスッキリ。
美味しいぞ。今はしっかり味わって飲めるではないか!!!
そして美味しく感じられるではないか!!!
そんなたわいもない話ですが、
「神亀」苦手を、10年後にいよいよ克服することになりました。
日本酒を飲み続けて良かったとホロリと思ったわけでした。
つまりは、年もきっちりとったわけですね。...ちゃんちゃん。
今宵も美味しい肴と日本酒に舌鼓。
「土と青」で皆様のご来店をこゝろよりお待ちしています。