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日本酒探訪
2014.06.10

隆や、丹沢山でお馴染みの、川西屋酒造店の呑切り会のはなし。

6月9日(月曜日)の「土と青」定休日

日頃よりお世話になっている酒屋さんの貴重なお誘いで、

隆や、丹沢山でお馴染みの、川西屋酒造店の呑切りへ行ってきました~!!
いやはや前日の営業終盤からも~呑切りモード。とにかくワクワクですわよ。

限定酒を含む熟成状態きき酒に、そして燗酒テクニック実演の勉強会!

くぅ~楽しみなワケです。

もちろんお休み前ではありますがここはしっかり早めの就寝。
いやはやビジネスウーマン時代のプレゼン前日の夜みたいに、

ドキドキワクワクです。
いざ!酒屋さんの車に乗り込み川西屋酒造店へ出発です!

着いてそうそうウェルカムな雰囲気に更に興奮し、で、で、、、

こちらです!

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んん~ん!絶景絶景。

着いてご挨拶早々、蔵内を見学です。

決して大きな蔵ではありませんが、それがまた素敵なんです。
酒造りへの思いが眩しいほどに伝わり、それはそれはこの後の呑切りへの楽しみへと上昇気流!

ここらで、川西屋酒造店のご紹介を...

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明治30年(1897年)創業の丹沢の南西、山北町にある蔵元さんです。
代表銘柄は隆、丹沢山、報徳娘です。

最高の米で純米吟醸酒を造りたいという蔵元の願いと、地元農家との協力関係から生まれた「丹沢山」は、『食物との一体感』を信条にしています。酒が一人引き立つのではなく、酒が食べものの旨みを引き出し、食べものが酒の味わいを高めるといった、調和を大切にしています。

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酒米を洗米し、浸漬します。

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大きな釜で蒸し、放冷します。

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蒸米は、酒母、麹それぞれの工程へと進みます。

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こちらは、もろみつくり用の大きなセイロ(発酵タンク)。

急角度な梯子ですが、仕込中は30kgの蒸米を担いで、

なんの躊躇なく駆け上がり駆け下ります。
凄いなあ。

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深〜い。でか〜い。

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圧搾用の機械と奥にあるのが責め用の機械。

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貯蔵タンク。
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火入れして、、、

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ラベルを貼ります。
ラベルは一本一本手で愛情を込めて貼ります。お二人の笑顔が印象的です。

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出荷の時を待つ冷蔵庫。日本酒がずらり!こんな冷蔵庫が大小合わせて5つくらいあり、下世話ですが、、、お金にすると凄いことになる(笑)
ここを経ていよいよ酒屋さんへ出荷です。

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番外編

マイナス5度の世界へご案内~。
マイナス5度の世界では、オリがおりない~な一枚。米山氏(工場長)のお顔が素敵です。

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さっさっ!いよいよメインディッシュ!呑切りの会ですやん。

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今回私の目的はお燗や、温度変化による味わいの変化を体感したいッ!
でしたのでこんなチャンスは滅多にございません。
米山氏による楽しい燗付けはまさに、パフォーマンス!

楽しかったのは、これでもかーっ!ってほどに、

燗冷ましや、ロック、燗からの急冷、更に燗冷ましからの味わいの復活テクニック、そしてブレンド、一滴の味わいの変化など、酒を右に左に上に下にいじめながら、

日本酒の楽しみ方、その魅力を伝授された点ですね。

よーし。この貴重な体験を生かし『土と青』でも、しっかりお燗番の腕を上げるぞ〜!なんて思いつつ。明日への励みになりました。

楽しく貴重な体験をご用意頂き有り難うございました。

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