売り場をずらす
おはようございます。
今日はスッキリと晴れていて良い天気です。
あなたが、本当に欲しいものは何ですか?
あらゆる統計で、少子化の方向性は明らかでした。
子供服市場は、衰退の一路を辿ると言われていた時代です。
そんな中、新規参入にも関わらず、好調に売上を伸ばしていた会社がありました。
子供服の客単価が2,000〜4,000円の時代に、その会社は3倍〜8倍の価格帯。
それでも、選ばれ続けていた。
ミキハウス
一度は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
私自身、当時の記憶はあまりありませんが、
昔の写真を見返すと、ミキハウスを着ている自分が写っています。
店舗は、いわゆる子供服店というよりもブティック。
商品はワゴンではなく、丁寧にハンガーに掛けられて並んでいる。
さらに、子供服の隣には大人用のシャツやトレーナーも置かれていました。
そして購入していたのは、親だけではありません。
祖父母や友人、知人が、「贈り物」として選んでいたのです。
お客様が本当に欲しかったのは、子供服そのものではなく、
「みんなで過ごす時間」だったのかもしれません。
言い換えれば、ミキハウスは「家族の笑顔」を売っていた。
彼らは「子供服市場」という縮小していく市場ではなく、
「贈り物」や「家族の体験」という別の市場で戦っていました。
だからこそ、価格競争に巻き込まれず、客単価が3倍〜8倍でも選ばれ続けたのだと思います。
これは飲食店でも同じです。
私たちは料理やお酒を売っているのではなく、
「誰と、どんな時間を過ごすか」という体験を売っている。
価値の定義を変えた瞬間、戦う場所そのものが変わる。
あなたのお店が売っているものは、お客様が本当に欲しいものですか?
それでは、素敵な一日をお過ごしください。



